普段からKindleで電子書籍を購入してるのですが、Amazonって検索結果が妙に使い勝手が悪く、新刊を見落としてたこともしばしば。
きんどうなどの専門サイトで情報を仕入れてたんですが、当然全部が全部載るわけでもなく。
で、自分で検索用のアプリを作ろうと思ってちまちま書いてたもののUI作るのが面倒で放置しているうちに、しんじさん(id:Shinji_Japan)がAmazonのKindle検索用Chrome拡張を公開されました。
要望を複数対応していただいて必要十分なものになったため、アプリを作る必要がなくなったので、アプリを作るために調べていた情報だけ備忘録がてら纏めます。
基本
KindleストアのURLはまずこんな感じ。
https://www.amazon.co.jp/s?k=ABC&i=digital-text&__mk_ja_JP=カタカナ&ref=nb_sb_noss_2
これだとABCというキーワードに対しての検索になります。
k
のクエリ文字列がキーワードを表します。複数キーワードがある場合は+で連結。
上記URLのクエリ文字列のうち、__mk_ja_JP
、ref
は検索結果に特に影響を与えない不要なものなので、削除。
i=digital-text
がKindleストアを表しているものの、 rh
のクエリ文字列に対して n:2250738051
を指定するほうが確実。
https://www.amazon.co.jp/s?k=ABC&rh=n:2250738051
Kindle Unlimited対象商品のみ検索
Unlimited対象商品だけを検索したい場合は、クエリ文字列rh
に対して、
p_n_feature_nineteen_browse-bin:3169286051
を追加。すでにrhの文字列にほかの要素がある場合は ,
で連結。
https://www.amazon.co.jp/s?k=ABC&rh=n:2250738051,p_n_feature_nineteen_browse-bin:3169286051
なお、Prime Readingの場合は p_n_special_merchandising_browse-bin:5304495051
を指定する。
Kindleのカテゴリを指定
上記だと、和書だけでなく洋書も混ざってしまうため、非常に探しづらい。
こういう時はカテゴリを指定してやります。
例えば和書を指定する場合、 n:2275256051
を指定。
https://www.amazon.co.jp/s?k=ABC&rh=n:2250738051,n:2275256051
nはBrowseNodeを表しているらしい。
カテゴリ一覧は下記のQiitaが詳しい。
https://qiita.com/kobake@github/items/88001f62983211027f63
期間指定
公開された期間を指定したい場合、p_n_date:yyyymmdd-yyyymmdd
をrh
クエリに対して追加してやる。
ex)2019年11月1日から11月30日の期間に公開されたKindle Unlimited
価格指定
rh
クエリ文字列に対して、p_36
を追加してやることで価格を指定して検索できます。
例えば100円以上1000円以下のKindle本を探したい場合は
https://www.amazon.co.jp/s?k=ABC&rh=n:2250738051,n:2275256051,p_36:10000-100000
こんな感じ。実に謎なんですが、実際に探したい金額の100倍の値を指定してやらないといけない模様。
期間限定お試しの本を探したいときには p_36:-0
と上限を0にしてやればOK。
昔は low-price
high-price
で指定しており、今でも使えるんですが、p_36
に書き換えられる模様。今後も使えるかわからないので、 p_36
の利用を推奨。
なお、 high-price
だと探したい金額に100掛けしなくても問題なし。