ここんところずっとドメインはGMOインターネットが運営しているお名前.comで取得していました。
昔から微妙なUIと微妙なサービスで有名(?)なおお名前.comを使っていたのは、GMOインターネット社の株主優待で、半期に一度5000円分のクーポンが手に入るから。
このクーポン、お名前.comでドメインの取得、更新に適用できるので、お高めのJPドメインを実質的にタダで運用できるのが大きい。
が、ここ最近のお名前.comは昔以上にスパムメールかと思うような連日の100円クーポンあげるから更新してよという販促メールが届くほか、
こんなUIだったので、無意識に「次へ」ボタンを押してしまい、遷移先で「電気の申し込み???今ドメイン取ってなかったっけ???」ってなりました。
— 迫 佑樹@Brain社長 | 年13億の流通額、ユーザ数20万人突破のプラットフォーム運営 (@yuki_99_s) October 7, 2019
売り方が雑すぎるw pic.twitter.com/m8icLxpwc6
こんな感じでとにかくほかのサービスを使わせようとあの手この手してくる姿勢がどうにも気にくわない。
以前はJPドメインを複数持っていたこともあって、財布への負担を削減するために使っていたものの、最近は大半を手放してしまったこともあり、年間3000円くらいなら許容範囲。
というわけで移管をして、株も売り払うことにしました。
お名前.comから離れるとしてどのレジストラを利用するかが悩みどころ。
以前はスタードメインを利用しており、また戻ることも念頭に考えつつ、ほかのレジストラも調べることに。
求めるレジストラの要件は
- JPドメインが移管できること
- Whois情報公開代行サービスがあること
- DNSサービスがまともであること(ただし、今回移行するドメインはネームサーバーがMicrosoftのOffice365に向いているので、必要はなし。)
- 可能な限り安く更新できること
の4点。
4点目の価格はお名前.comのJPドメイン更新費用である3124円(消費税10%込)と同等レベルなら許容。
スタードメイン
Netowl社のサービス。
JPドメイン更新費用が税込2596円とお安い。
更新時にポイントがもらえるものの、ドメイン更新に利用できない(同社の別サービスで利用)のが微妙。
特筆すべき点として、ドメイン契約すると無料で利用できるサーバーが提供されている。(ただしネームサーバーをスタードメインのものにする必要がある)
面白いのが、Netowl自体がレジストラであるものの、別の会社(eNom、KeySystems、JPRS)を上位レジストラとして選べるところ。JPドメインはJPRSしか選べないものの、選ぶレジストラによって費用が変わるほか、eNomを選んだ場合はeNomのドメイン管理ツールも利用できる。
DNSレコードはA、MX、CNAME、TXT、AAAAの指定が可能。
Whois情報公開代行については、サービスに問い合わせて、Whois情報入力画面に手入力するというプロセスを取る必要があり面倒ではあるものの、無料。
以前使っていたサービスなので有力候補。
ゴンベエドメイン(GonbeiDomain)
ISP業のインターリンク社のサービス。
とにかくドメインの種類が多いことで有名。誰が使うんやこんなの・・・って思うようなマイナーなドメインまで数多く取り揃えている。
JPドメイン更新費用は3124円とお名前.comと同じ。登録費用も同じ。
Whois情報公開代行は登録費用として税込み1100円かかるのがネック。お名前.comは登録時に申し込めばタダだった。
DNSサービスはあるものの、レコードタイプはどれが利用できるのかはマニュアルからはわからず・・・。
JPDirect(JPRS)
JPドメインの元締め。
高くて使いにくいと評判。
どうもDNSサービスは試験用で、外部のサービスを使うことが推奨されているとか。
Whois情報公開代行はあります。
Google Domains
ご存じGoogleのドメインサービス。
安心して任せられるものの、JPドメインがなぜか4600円もする。あほか。
結局
住み慣れたスタードメインに移管を決定。
お名前.comでWhois公開代行をいったん無効化し、スタードメイン側から移管依頼をかけると、お名前.comから移管確認のメールが届くので、承認をすれば、あとは待ってれば移管が終わります。
私の場合、深夜0時ごろに移管を行い、午前11時前に移管完了のメールが届いていました。
で、移管した後に気づいた大問題があったんですがそれは別の話。