2019年2月にフリーランスになって、初めての確定申告。
せっかくなのでe-Taxで確定申告を済ませてみようと、使いにくいソフトを使いつつどうにか申告を終わらせた・・・つもりだったんですが、想定外のところで失敗しました。
税務署から電話がかかってきたので何事かと思いながら電話に出たところ、申告が受理できなかったと。
その理由は、申告データに利用された署名が無効であったとのことでした。
e-Taxは申告データに電子署名を行う必要があります。一般的にこの署名を行うにはマイナンバーカードを利用する必要があり、今回私もマイナンバーカードをリーダーに差し込んで、署名を行いました。
ソフト上では正常に署名が行われたにもかかわらず、税務署側ではじかれたのはどういうことか。
結論としては、引っ越しをした際、マイナンバーカードの電子証明書の更新が行われていなかったため、失効してしまったようです。
マイナンバーカードのICチップには二つの証明書が保存されています。
- 署名用電子証明書
- 利用者証明用電子証明書
の2点です。
このうち利用者照明用電子証明書は有効期限まで利用できるものの、署名用電子証明書は下記の場合に失効してしまいます。
- 電子証明書の失効申請をした場合。
- 住民票の基本4情報(氏名、生年月日、性別及び住所)の記載が修正された場合(ただし、マイナンバーカードの利用者証明用電子証明書は失効しない)。
- 電子証明書の有効期間が満了した場合。
- 本人が死亡した場合。
https://www.jpki.go.jp/procedure/period.html
特に住民票の基本4情報が曲者で、生年月日や性別が変わることはそうそうないでしょうが、氏名及び住所は誰でも変わる可能性があります。
私の場合、区役所で転入届を提出した際、マイナンバーカードの更新手続きも行っていました。
なので表面の住所欄は区役所の方によって住所修正が行われているのですが、手続き不備か何かで電子証明書の更新が行われていなかったようです。
名古屋市のマイナンバーの更新手続きで抜けがあったのか、はたまた私がちゃんと電子証明書の更新手続きをしていなかったのか、もはや定かじゃないのですが、なんにしても失効した以上改めて区役所で手続きを行う必要があります。
とりあえず、免許証の更新もしないといけないので今度平日に時間を作って区役所行ってきます・・・。