これまでずっとWindows機にPLEX社のPX-W3U4 2台を接続し、MirakurunとEDCBで録画してきたのですが、9月ごろにマシンのSSDを交換してからなぜか酷くドロップが発生するようになりました。
仕方がないのでもとのSSDに戻したものの改善せず。マシンが壊れたかとほかのマシンに切り替えてみるもののうまくいかず。
もともとPLEXのテレビチューナーのWindows用ドライバーはドロップが多いと評判が悪く、またMirakurunはLinuxで動かすことを前提としているため、どこかのタイミングでLinuxに切り替えようと思っていたこともあり、この際思い切ってRaspberry Pi 4に切り替えることを決意。
結果としてドロップが全くと言ってもいいほど発生しないようになったので今後環境を再構築するためのメモ。
謎。
録画マシンを別のマシンに移行して、一日たったので録画一覧を見たところ、
こんな感じでものの見事にドロップの嵐が発生していました。
最初はチューナーとの接続が不安定か、アンテナケーブルとの接続が緩んでいるあたりかと思ったのですが、そのあたりを確認しても全く問題なし。
TVTestで視聴すると確かに数秒ごとに10程度のドロップが発生しています。
しかも不思議なことに、TVTestで再生している状態で録画マシンにリモートデスクトップ接続しようとすると、「ログインしています」の画面でフリーズ。TVTestも写らなくなってしまうという。
一度マシンを再起動したところドロップが発生しなくなったのですが、原因を探るためにリモートデスクトップで接続してタスクマネージャーなどを開いて、TVTestを起動したらまたドロップが・・・。
何度か繰り返してるうちに、発生する原因自体はつかめなかったのですが(イベントビューアにも特段怪しいものがない)、発生する条件と発生時の対応はつかめました。
結局のところ、リモートデスクトップ自体が悪さをしているようで、マシンを再起動後、リモートデスクトップを行っていない状態ではドロップが発生しません。
リモートデスクトップを行うと、一旦切断してもドロップが発生し続けるのですが、直接録画マシンでログインしなおす(普段モニタマウスキーボードは外してる)と、ドロップが発生しなくなりました。
MS純正のリモートデスクトップを使わなくとも、TeamViewerをインストールしたのでなんとかなるはず。うっかりリモートデスクトップで接続しても、TeamViewerで接続し、ログインしなおせば現象は収まるようです。
しかし原因がつかめないというのは本当にのどに骨が引っ掛かっているようで気持ちが悪い・・・。
B-CASカードをスマートカードとして接続しているので、そのあたりかとも思ったものの、それならスクランブル解除のほうが失敗するはずで・・・。
Mirakurunを動かしているマシンを初期化して再度環境を作り直した際、下記のエラーが発生した時の暫定対応メモ。
Error: getaddrinfo ENOTFOUND ****::****:****:****:****%イーサネット at GetAddrInfoReqWrap.onlookup [as oncomplete] (dns.js:57:26) ※*の部分はIPv6アドレス
前提
Mirakurunを動かしているマシンはLinux環境ではなくWindows 10環境。
Node.jsのバージョンは10.15.1 LTS。
Mirakurunのバージョンは2.8.4。
対応
ネットワークアダプタのプロパティから「インターネットプロトコルバージョン6(TCP/IPv6)」のチェックを外す。
とりあえずこれで発生しなくなる。
あまりにやっつけな対応なので、いつか時間があったらちゃんと確認するかもしれない。(たぶんしない)
まぁメインパソコンではなく、録画専用パソコンなので、IPv4さえあれば問題ない。
前からPT3+Mirakurun+EDCBの構成でテレビを視聴、録画してたんですが、PT3が販売を終了して今後故障した際すぐに対応できないことを踏まえ、PLEX製のチューナーに切り替えることにしました。
2018/12追記
PT3からPLEX製チューナーに乗り換えました。(壊れたわけではないんですが、今後の保守を踏まえて)
PLEX製チューナーに切り替えたことに伴う変更は下記の記事でまとめています。
以降元記事
ずいぶんと前に、PT3+VirtualPT+EDCB+TVTestでテレビの録画&視聴環境を整えたんですが、安定していたのでずっとそのままのバージョンで運用してきました。
気づけばWindowsDTV界隈は活気がなくなりLinux界隈が優勢になってますね。
ただまぁLinuxでわざわざ構築するのも面倒だし、かといって公開中止となったVirtualPTや、更新が完全に止まっているSpinelを利用するのもちょっと・・・。
とはいえずっとこの状態を放置しておくのもなんだかなぁと思っていたので、引っ越しを機に録画環境を再構築することにしました。
今の流行でいえばMirakurun+Chinachuが鉄板かと思いますが、実際にDockerでChinachuをインストールして試した感じだと、デザイン面ではChinachuのほうが好きなのですが、番組検索などでまだまだ痒い所に手が届かず、EDCBに劣る感じが否めないため、Chinachuの採用をあきらめました。ChinachuのためだけにVagrantを使うのもなんだか面倒ですし。
というわけで表題の通り、Mirakurun+EDCB+TVTestで環境を構築します。
最初はMirakurunじゃなくてBonDriverProxyEx使えばいい気もしたのだけど、開発が活発なほうを選択しました。
これまで録画マシン=メインマシンだったのですが電力を結構喰う構成なのに24時間起動しっぱなしという非常に電気代がもったいない状況でした。
さすがに一人暮らしで自分で電気代を払っていかねばならない状況でこれはちょっと辛いので録画マシンを別に作ることに。
とはいえ単なる録画マシンだけではちょっともったいないと思ったのでこの機会にESXiサーバーを構築し、その中で仮想マシンとして動く録画サーバーを稼働させることにしてみました。
その2までの設定で録画まではできるようになりましたがそれだけでは使えないので時間が来たら自動的に録画できるよう環境を整えます。
その1でPT3を利用する準備とVirtualPTのインストール、設定が終わったのでTVTestとEDCBをインストールします。
新PC購入に合わせてテレビ環境を一新しました。
前環境:PT2+TvRock+TVTest
↓
新環境:PT3+Virtual PT+EpgDataCap_Bon(EDCB)+TVTest
新しいPCのマザーボードはP8Z77-V DELUXE。PCIスロットがありません。
PT2はPCIですから下駄を履かせない限り使うことはできないのでPT3を購入しました。
PT1やPT2は二つのチューナーを搭載していたため地デジと衛星放送(BS/CS)のアンテナを各チューナーに一つずつ必要だったのですがPT3は一つのチューナーで地デジ2、衛星放送2に対応しているので日本のアンテナですむようになりました。